2012年5月31日木曜日

生アロマテラピー @バラ園

立て続けにバラ園巡り

春咲きのバラが満開を迎えているので大阪市の中之島「バラ園」、兵庫県尼崎市「農業公園・バラ園」、兵庫県伊丹市「荒牧バラ園」を早足で回ってきました。
大阪市中之島公園バラ園

秋のバラ園と異なり、春のバラ園は人出も多くバラも秋に比べて大きめで迫力満点でした。

品種が多いバラ園も他にはありますが、こぢんまりと見やすくロケーションのいい中之島公園バラ園は散策にベストロケーションです。日中は人が多いので、日が落ちかけの時間帯が ゆっくり楽しめます。

尼崎市農業公園バラ園

尼崎市の農業公園は、猪名川沿いに位置します。芝生の広場はピクニックにぴったり。訪れた日は、高齢者がシート拡げてまったりとされていました。地域の公園という風情で満開時期もゆっくりとアロマテラピーを楽しめる穴場です。
伊丹市 荒牧バラ園

伊丹市の荒牧バラ園は、野球場跡地に作られたユニークなガーデンです。秋に訪れた時は閑散としていましたが、この日は(2012年5月30日)は、とても来訪者が多かったです。親子連れ、介護施設の散歩、高齢者を中心に賑わっていました。このバラ園には、原種のバラを集めたコーナーもあり、香りを楽しむのには最高です。造園がとても丁寧で関西圏のバラ園では超お勧めです。カフェや展示ホールもあり、ゆっくりと過ごせます。

スロープで構成されているので、車いすでも安心して訪問できます。

2012年5月23日水曜日

秘密の茶畑

大阪城のとある一角に茶畑がある

大阪城は、我が庭も同然と思っていたのに数年前までまったく存在を知らなかった。というのも、その付近を通る時は、裏側の道を通るか自転車で猛ダッシュする場所でもあるから。

ある時、城の写真を撮ろうと自転車を押しながら歩いていいた時に偶然発見したのです。

大坂城の茶畑
この畑は、大阪の茶業組合が寄進した畑できちんと管理されています。八十八夜に摘まれているのでしょうか、詳細はよく分かりませんが、若葉は大きく育っていました。

一度、茶摘み〜製茶まで体験した事がありますが、随分と手間ひまのかかる作業でしたが、製茶後のお茶の香りは忘れる事が出来ません。

大坂城といえば、太閤秀吉。秀吉といえば千利休⇒茶なので、茶業組合が寄進したのでしょう。このお茶を使って、茶会でも開いていただくと粋だと思うのですが。

えっ、もうやってるって?

どうでしょうか、秘密の茶畑(秘密ではないのでしょうが)で、ひそかに茶を摘んで、こっそり飲んでみるのも楽しいかも。(やめておきましょう)

とべらの香り

大阪城のとべら、竹富島のとべら

昨夕、大坂城を散策していると、京橋口付近でむっとする臭気。見回すと、トベラが満開。花の香りは、あきらかに個性的な他の追従を許さない独特のものや「樹脂系の香り」みたいな十羽ひとからげでくくれる香りがあります。

とべらは、あきらかに後者で、華やかさやさわやかさはありません。クラスの目立たない個性派のような感じです。

大坂城京橋口

でも、以前八重山の竹富島で出会って以来、とても懐かしい香りとなりました。

竹富島の朝日を一目見ようと早起きして海岸まで出かけましたが、残念ながらなの曇り空。ふと、振り返るとトベラの花が待ってくれていました。

都会でのトベラといえば、生け垣や、道路沿いのどちらかいうと排気ガスに強い植栽系のイメージが強かったので、本来の植生である海岸で見ると、とても生き生きとして見えました。

それ以来、排気ガスにまみれたトベラがいとおしくなったのです。
竹富島

南国の植物に多い、葉に艶のあるトベラ。日本名の由来は魔よけに悪臭のある花を扉に打ち付けた事にちなんでいるとか。大坂城の京橋口にあるトベラも、魔よけに植えられていたものか、想像が広がって面白いです。